フォルジュド・ライヨールの製品ができるまで
Our manufacturing
ライヨール村の中心部にあるFORGE DE LAGUIOLEの工房では常時約100人の従業員が、この地に息づく刃物の伝統をまもり育てています。
フォルジュ・ド・ライヨールのナイフは1828年の創業当時より伝統の技法にこだわり、自社工場でひとつひとつ手作りされています。職人によって生み出されたすべての製品には自社のロゴを刻印。さらに「傑作」には作製したマイスターのオリジナルのサインも刻まれています。
壮大な美しさのライヨール村。職人たちはそこからインスピレーションを受け、日々製作にいそしんでいます。
The Sharpening 刃の研磨
フォルジュ・ド・ライヨールのナイフの輝きは、巧みな研磨によって生み出されています。
まず研磨機で刃を磨きます。ナイフの研磨機にはダイヤモンド研削を使っています。
より良い切れ味を得るためフォルジュ・ド・ライヨールのナイフにはこの研磨作業が不可欠!さらに、刃の裏側に十分な厚みを保ちながら、V字状に磨くことで固さを確保しています。
The Handles ハンドル
フォルジュ・ド・ライヨールのナイフの持ち手部分(ハンドル)にはさまざまな素材が用いられます。木製、角製、骨製、さらにはマンモス臼歯製などなど…。
ハンドルの素材はナイフ職人によって個別に選ばれ、彫刻ほどこし、素材にあった形や持ちやすさを考えながら形成されていきます。
素材はすべて原型のまま届き、作業場でそれぞれ加工がほどこされます。
ハンドルの同質性と対称性を保つためにマッチしたパッドを製造。そのあとハンドルの穴や素材表面や形を生かしながら作業をすすめ、ハイクオリティな製品に仕上げます。
ハンドルの仕上げ作業はナイフ職人がもっともこだわっている工程の一つでもあるのです。
The Assembly 組み立て
フォルジュ・ド・ライヨールでは、ひとつひとつのナイフが一人のナイフ職人の手によって彫られ、組み立てられ、仕上げられます。
それぞれのナイフは同じマスターナイフ職人によって作られています。
どのナイフでもまず最初に、受け取った素材のバリ取りや彫刻、パーツの調整などを行います。 それから蜜蜂などの紋章を彫り、スプリングに合わせていきます。
最後に出来上がったひとつひとつの部品を組み合わせることでナイフの原型が完成するのです。
そしてナイフの原型が完成すると職人たちは、さまざまな方法で研磨し、最終的な形を整えていきます。
ナイフを作る工程すべてを一人の職人がになうことで、フォルジュ・ド・ライヨールのナイフは独自性を持つのです。今日でも職人の目と手、技よって仕上がった製品は世界中の愛好家に親しまれています。